230211 緩和おめでとう烙印エルドリッチ

おはこんハロチャオ、ろうてつです。

 

ついにマスターデュエルにスプライトがやって来ますね。

 

ヤバイヤバイ言ってる人も公式のツイートにクソリプ送ってる人もいますが、ぼくの予想としてはスプライト以外の強力な妨害を生み出すハリファイバー、キャリアー、餅が禁止になってるし大丈夫じゃね?って感じです。ティアラ、イシズ、ビーステッドの方がよっぽど怖い。

 

それはさておき、この記事ではぼくが半年近く擦ってきた烙印エルドリッチの紹介をします。

 

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デイリーミッションを消化しながら気が向いたときだけランク戦を回していれば月前半のうちにダイヤ1になってる程度には強いです。

 

ちなみに烙印エルドリッチを擦り始める前についてですが、

 

yotsukawadai.hatenablog.com

マスターデュエルがリリースされてからずっとエルドリッチ使ってました。前回のこの記事書いた後も金玉投げまくってました。

 

前置きが長くなりましたが、現在(230206~230214)の構築はこちら。

 

烙印”アンワ”エルドじゃねえかというツッコミは受け付けません。

 

せっかくなので採用カード全部について何かしらの説明をしようと思います。黄金郷と黄金卿には気をつけましょう。

 

 

 

 

 

1.メインデッキ

 

まず、メインデッキがかなり膨らんでいる理由ですが、単純に引きたくないカードが多いからです。引きたいカードを引きにくくなるデメリット引きたくないカードを引きにくいメリットを上回るまで強いカードを入れ続けた結果こんな枚数になりました。

 

1-1.エルドリッチギミック

 

《黄金卿エルドリッチ》2枚

こいつがいないと始まらない。けどエルドリクシルに加えてエルドランドでも烙印融合でもアクセスできるし先攻ではなるべく引きたくないカードなので2枚に抑えています。

 

《呪われしエルドランド》3枚

このデッキの最強カードの1枚で、230206までは準制限でした。

後述する烙印融合との両引きが非常に強力で、これでうららを誘って烙印融合を通すと気持ちよくなれます。うららが無い場合は永久をサーチしたあと烙印融合で落としたエルドリッチの蘇生コストにするとミラジェイド+永久+後続のエルドギミックになります。なんならミラジェイドも後続を用意してくれます。

当然単体で見ても、毎ターンのサーチor即時でエルドギミック2枚分になれるというのは非常に強力で、個人的には3枚入れない理由は無いと思っています。

 

《黒き目覚めのエルドリクシル》1枚

《白き宿命のエルドリクシル》1枚

《紅き血染めのエルドリクシル》3枚

紅は初動から詰めまで様々な場面で有効に使えることから3枚確定として、黒白の採用枚数は悩みどころです。黒は初手引きの際に手札次第で初動に使えるという点で白より最低値が高く、白はアンワ下で好きなモンスター(このデッキではミラジェイドが強力)を蘇生したり、初手エルドビームへの墓穴を回避したりと黒より強力に使える場面があります。実際紅の次に使うのは白です。

黒白どちらも積極的に引きたいカードではないですが、枚数を絞りすぎて本来エルドリッチが得意としている持久戦性能を落とすのも気持ち悪いので、1枚ずつの採用に落ち着きました。

 

《黄金郷のワッケーロ》3枚

《黄金郷のコンキスタドール》2枚

230206に緩和されたコンキスタドールはもちろん、ほとんどのデッキが墓地を利用する現代遊戯王において事実上の除去やそれ以上の役割を果たしうるワッケーロも最大枚数投入します。

前回の記事ではコンキスタドールが制限される前だったので各3枚、さらにガーディアンも1枚入れていましたが、烙印融合の存在により黄金郷を初動に使うことがほぼ無くなったので5枚で十分です。

 

《永久に輝けし黄金郷》1枚

テーマ内で用意できるカウンター罠は強い。先攻で神宣を引いておらず永久を構えられる手札(エルドランドorエルドリクシル+烙印融合)であれば積極的に伏せます。けど引いてもあまり嬉しくないので1枚です。

 

1-2.烙印ギミック

 

《烙印融合》3枚

説明不要、最強の初動です。基本的にはアルバスとエルドリッチでアルビオン、ミラジェイドと展開していい感じに妨害と後続を作ります。ただし、ドーハスーラや先攻でエルドリッチを引いてしまった場合にはバンシーやドーハスーラを素材にルベリオンを作り手札コストで墓地に送るという役目もあります。

ちなみに、壺やエルドランドといったカードの存在から、烙印融合はデスピアのそれよりも高確率で通ります。知らんけど

 

《アルバスの落胤》2枚

融合素材です。初手でアルビオンを出した際に2枚目以降の烙印融合が使えなくなるのが気持ち悪いので2枚採用です。先攻では完全に死に札ですが、後攻では一応捲りの手数にカウントできます。

 

1-3.エルドリッチをサポートするカード

なんだその括り。具体的にはアンワギミックと壺と永続です。

 

《屍界のバンシー》1枚

《死霊王ドーハスーラ》1枚

《アンデットワールド》1枚

言わずと知れたアンデット出張ギミック。烙印融合、あるいはエルドリッチがいる時の黒や紅でデッキから引っ張り出します。

無くても烙印エルドリッチというデッキは成立しますし烙印融合が実装された9月は入れていませんでしたが、採用することでデッキパワーがグッと上がったと感じます。鉄獣やふわんにこれだけで勝つと気持ちいいしね。

これは自戒ですが、紅でバンシーやドーハスーラをいつ場に出すか、いつバンシーでアンワを貼るかについては、迷ったら動きましょう。素材に種族を指定するリンクモンスターとかいるからね。いい感じにチェーンしようとタイミングを伺ってると大抵手遅れになってます。

 

《強欲で金満な壺》3枚

《金満で謙虚な壺》1枚

マスターデュエルでの最大枚数です。壺はうららを釣りやすいので、各ギミックの最強初動であるエルドランド、烙印融合との同時引きが非常に強いです。

強欲について、このデッキではほぼノーコスト……とは言えない都合上、被った場合は他の3積みカード以上に渋いです。また、初手で6枚除外した時にアルビオン、ルベリオン、ミラジェイドのうち1種類以上が全飛びする確率は約13%です。アルビオンやミラジェイドが全滅するとまあまあ悲しいです。これだけ書くと減らした方がいいのでは?ってなりますが、先述した壺の強みとこのカード自体のリターンをとって3枚です。EXデッキほぼ全部飛ばして普通のエルドリッチとして勝つことも全然あります。

謙虚ではアルビオン1、ミラジェイド1、ルベリオン2、アルバレナトゥス、グスタフマックス、次点でイムドゥーク辺りを飛ばします。

 

《スキルドレイン》2枚

罠パカサイコー✌

エルドリッチを使う理由です。刺さらないデッキは環境にいません。準制限なので2枚。

 

《センサー万別》2枚

キルドレインと同様です。斬機などの種族統一デッキに対して通せば特殊勝利です。自分の動きも制限しますが先に相手が降参するので大丈夫です。群雄割拠や御前試合も強力ですがこれらは刺さる相手もなんだかんだ突破方法を持っていることが多いので罠パカ→勝ち!の再現性が高いセンサーのみ採用しています。

 

《手違い》2枚

現環境でスキドレやセンサーの次に罠パカ→勝ち!の再現性が高いカードだと思います。あちらとの違いとして先攻でしかこの特殊勝利ができず、後攻でほぼ何の役割も持てないことと、エルドランドや謙虚とケンカすることを考慮してぼくは2枚にしていますが、3枚入れてもいいかもしれないです。

 

1-4.手札誘発・汎用カード

 

《増殖するG》1枚

言わずと知れた強力な手札誘発ですが、このデッキでは相手の先攻1ターン目にしか強くないです。こちらのデッキがわかった後にGを通しても、エルドリッチに他の誘発はほとんど無いと踏んでキルを取りに来るでしょう。実際少ないし取られます。それでも先攻1ターン目に通った場合の抑止力の強さ、烙印融合へのGを抹殺できる点から1枚だけ採用しています。

 

《灰流うらら》3枚

Gと並ぶ強力な手札誘発で、こちらはこのデッキでもいつでも強いです。うららでカードを1枚止めただけで降参されることもあるので3枚です。

 

《屋敷わらし》1枚

墓穴などエルドリッチデッキ全般にとって致命傷になる墓地除外を止められること、環境での採用率も高く自分が打たれる場面も多いことから抹殺のためにも1枚入れています。1枚しか持っていません。

 

《原始生命態ニビル》1枚

雑多な展開系に対する特殊勝利カードであるほか、エルドリッチがデッキにいない後半戦にアルビオンと融合モンスターを並べてフィニッシュするための融合素材になります。他の手札誘発と違って抹殺する場面はまずありません。1枚しか持っていません。

 

《墓穴の指名者》2枚

相手の手札誘発を弾くのはもちろん、相手の展開中の墓地効果を止める、赫の烙印や斬機超階乗といった環境に存在する強力カードの対策にもなるなど非常に便利で、かつどの用途でもバリューが高いカードなので最大枚数です。

 

《抹殺の指名者》1枚

墓穴同様に手札誘発を止めるほか、先攻でセットして壺や烙印融合を止めることが多いです。これらは相手にとって重要な初動あるいは捲り札を探しに行くカードであり、止める価値が高いです。これらを同時に採用できるこのデッキではこのカードもかなり強力に使うことができます。抹殺のために帚ライスト拮抗を入れようか迷うくらい。

 

《無限泡影》1枚

墓穴で止められることが無く後引きでも使えるため手札誘発としての信用性が高い点、相手の魔法罠を止めに行ける役割の広さ、万が一腐ってもエルドリッチの効果コストにできる点、融合体やドーハスーラへの無限泡影を抹殺で止められる点を買って1枚採用です。複数枚入れていたこともありますが、積極的にアドを取れるカードでは無いので2枚以上は使えません。

 

《神の宣告》3枚

先攻で引いてると一安心のカード。どこまで行ってもエルドリッチなこのデッキが帚ライスト拮抗を止める数少ない手段です。特にランクマッチでは思考停止で積まれた帚ライストが飛んでくるので3枚入れざるを得ません。減らせるもんなら減らしたい。

 

 

2.EXデッキ

 

2-1.必須枠?

 

《烙印竜アルビオン》3枚

《氷剣竜ミラジェイド》3枚

《神炎竜ルベリオン》3枚

皆さんご存じ烙印融合から出す融合体です。強欲で金満な壺を採用する都合上各3枚です。全滅しないように祈りましょう。

 

《深淵竜アルバ・レナトゥス》1枚

自由枠に見えますが入れておくと確実にいいことがあります。相手がドラゴン族モンスターで制圧してきたときにアルバスセットから吸収できたり、烙印融合以外烙印カードを採用していないこのデッキではミラジェイドの効果コストで落とす4枚目のアルビオンになったりします。

 

《捕食植物ドラゴスタペリア》1枚

4枚目のミラジェイドになったり、ミラジェイドが既にいる時にアルビオンから並べられる融合モンスターだったりします。最近だと、相手から誘発が一切飛んでこない(優先権すら移らない)時に神碑やふわんだりぃずを想定してミラジェイドより優先して出す場合もあります。

 

2-2.自由枠

 

超弩級砲塔列車グスタフ・マックス》1枚

ほとんど使いません。リンクのライナやダルクでもいいです。

無くても儀式・S・X召喚のデイリーミッションが不可能になるくらいです。

 

《星杯竜イムドゥーク》1枚

黄金郷をエルドリクシルに変換する際に使うリンク1です。ですがこのデッキではほとんど使いません。稀に効果が役立つのでリンクスパイダーではなくこちらを採用しています。

 

《ヴァンパイア・サッカー》1枚

《アドヴェンデット・セイヴァー》1枚

アンデット族2枚で出すリンク2を2枚採用しています。黄金郷やエルドリッチを能動的に墓地に送れるほか、アンデットワールド下では誰でも素材にできます。

サッカーはゲームがgdった場合に、相手の不要なモンスターを蘇生することでドローします。さらに、空盤面に蘇生で無理矢理センサーに引っかける、アンワ下では(3)の効果で相手モンスターをリリースしてエルドリッチやドーハスーラをアドバンス召喚するというワザップもあります。

セイヴァーはサッカーと比べるとアンワ下でなくとも効果を強く使うことができ、ドーハスーラやエルドリッチをデッキから引きずり出しながら高打点に対応する(最高3600)ことができます。墓地落としがコストなのも高評価です。

 

 

 

 

 

以上、全カードの採用・枚数の理由を解説しました。わかったかな?未来のぼく。

 

とにかく使っていて非常に楽しいデッキなので、興味が出た方は是非組んでみてください。結構高いし今から組むメリットあんまり無いけど。

 

最後にここまで読んでくれた物好きな方に宣伝なのですが、マスターデュエルや遊戯王のことで、身内で雑談したり対戦したりするdiscord鯖を作ったので、参加したい方はツイッターの@yotsukawadaiにDMください。参加したくない方でも@yotsukawadaiの相互フォロワーでマスターデュエルや遊戯王をやっている人はDMください。

 

それでは、次の記事でお会いしましょう。次はきっとあります。