220504 Golden Land Forever!
おはようございます、黄金卿ろうてつです(新規カード)。
ゴールデンウィークも後半戦らしいですがいかがお過ごしでしょうか。
今回はマスターデュエルの制限改訂直前ということで、サービス開始してから約4ヶ月、構築をいじりながら使い続けたエルドリッチデッキを紹介しようと思います。今月はランクマッチに新しく追加されたダイヤ帯に到達し、Tier1を目指している途中です。
220507追記:構築変えずにダイヤ1到着しました。デスフェニ来るのが楽しみですね。
先月末の、コイントス切断対策&マッチングシステム変更後のプラチナ1帯で26連勝することができたのが自慢です。あとサムネ用。
1.構築
最終的な自分の答えとしてできた構築がこちら。
基本的にはオーソドックスな【エルドリッチ】ですが、マスターデュエルをやってる方からすると違和感を持つ部分もあると思うので、そのあたりに絞って採用・不採用の理由を述べようと思います。
2.採用カード
メインデッキ
《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》1、《拮抗勝負》2
【エルドリッチ】定番の後攻用カードです。1枚で盤面をひっくり返せるカードなので後攻の際は当然引きたい反面、先攻で引きたくないカードとして《黄金卿エルドリッチ》と後攻用カードがあるのでこれらを増やしすぎないよう後攻用カードを合計3枚としました。自分の思想としてデッキ全体でなるべく様々なデッキ・盤面に対応できるようにしたいという考えがあるので両方採用し、また拮抗勝負は最悪エルドビームにできるという点を評価してこの配分になりました。
《黒き覚醒のエルドリクシル》3、《黄金郷のガーディアン》1
【エルドリッチ】のメインギミックであるエルドリクシル、黄金郷カードは多めに取り入れ、一般的にコンキスタドールやワッケーロより評価が低いガーディアンも1枚採用。このデッキを使ってて一番しょうもない負け方が「相手の動きを制限することはできたもののエルドリッチ自体のギミックをほとんど回せなかった」なので、それを嫌った形。ガーディアンは攻撃力を0にする効果よりは、守備2500の壁になってライフを守った後リンク1に変換して墓地に送りエルドリクシルを供給するという、初動として活躍してくれました。
《サモンリミッター》1、《手違い》1
それぞれ「1ターンの召喚・特殊召喚・反転召喚を2回に制限する」、「ドロー以外でデッキから手札にカードを加えられなくする」という永続罠です。自分の動きをそれほど縛らず、先攻であれば相手の動きを完全に止めることもできる非常に強力なカードですが、いかんせん後攻で弱すぎるので各1枚に抑えました。それでも自分の中では、《王宮の勅命》と《虚無空間》に次ぐ、1枚でゲームを終わらせうるカードだと評価しているので、制限改訂後も【エルドリッチ】を使うとすればこの枠を増やそうかなと考えています。鉄獣か電脳あたりに乗り換えると思う
《神の宣告》3
先攻ガン伏せエンドを《ライトニング・ストーム》と《ハーピィの羽根帚》で何度も破壊されてきたので3固定です。基本的に先攻でしか強くないカードですが背に腹は代えられません。
《墓穴の指名者》1、《激流葬》2、《バージェストマ・ディノミスクス》1
完全に趣味枠です。カードを入れ替えるならまずはこの辺を減らす。
《墓穴の指名者》 このデッキはエルドリクシル(特に紅き)に《灰流うらら》を当てられるとそれだけで往復1ターン、下手すると2ターン立ち上がりが遅れ致命傷になり得るので、それを防ぐために採用しました。そうでなくても現代遊戯王ではほとんどのデッキが墓地効果や墓地からの蘇生を利用するので、雑にそれらを妨害できるのが◎。
《激流葬》 サービス開始当初カード資産が足りず枚数合わせで入れてたら思った以上に強かったカード①。自身の効果で特殊召喚したエルドリッチを破壊しない点と、【電脳堺】等一部の展開デッキに対して後手捲りにも使える点が非常に頼もしい。
《バージェストマ・ディノミスクス》 カード資産が足りず枚数合わせで入れてたら思った以上に強かったカード②。エルドリッチギミックには無い、破壊せず墓地にも送らない除去ということで採用。【エルドリッチ】は相手の永続魔法・罠や、コンキスタドールも激流葬も効かない破壊耐性に苦しめられることが意外とあるので、それらをフリーチェーンで除外できるのが高評価です。壁になったり打点補充してくれたりも馬鹿にできない。
EXデッキ
《リンク・スパイダー》1、《星杯竜イムドゥーク》2
黄金郷トラップモンスターを能動的に墓地へ送りエルドリクシルに変換するためのリンク1。使用頻度がEXデッキで最も高いことから、《強欲で金満な壺》で除外されるリスクを考慮して多めに採用。イムドゥークはもともと枚数合わせだったが、意外と効果が活きる場面もあり、リンクスパイダーの2枚目以降が手に入ってもイムドゥークを使うのもアリかもしれないです。
《迅雷の騎士ガイアドラグーン》1
ランク5に重ねられるエクシーズモンスター。採用理由は2つあり、①アーゼウスに向かう際に素材を増やせる(プレアデスの効果を使う場合を除き4素材になる)ことと、②マスターデュエルにおける三大害悪デッキの一つ、最強バックザコックへの回答になることです(無敗)。
《超巨大空中宮殿ガンガリディア》1、《No.81 超弩級砲塔列車スペリオル・ドーラ》1
エルドリッチ2体で出すランク10。グスタフマックスより出す機会は少ないが、ジャガーノートリーベの前に露払いができるガンガリディア、完全耐性付与ができる4000の壁ドーラとそれぞれ活躍の機会がたまにやって来る。割と気に入ってる枠です。
《トロイメア・ユニコーン》1、《アクセスコード・トーカー》1
自由枠。ユニコーンを経由してアクセスでフィニッシュすると5000ダメージオーバーのポイントが貰えます。
3.不採用カード
《名推理》
一度に複数の黄金郷・エルドリクシルを墓地に落とすことができ、同時にエルドリッチ本体にアクセスできるカードです。実際このカードを採用していた時期もあったのですが、エルドリッチがデッキの下に固まっていて逆にリソースを食い尽くしてしまうというリスクがありました。もちろんそのリスクに見合った大きいリターンを得られることも多いのですが、一発勝負のマスターデュエルで先攻をとったのにいきなりリソースほとんど落ちて負けという展開はあまりにも気持ち悪すぎるので不採用にしました。無くても勝てるし。
《群雄割拠》、《御前試合》、《センサー万別》
この記事を書いた理由と言っても過言ではありません。いずれも非常に強力な拘束力を持つ永続罠カードですが、自分の中では明確に不採用にした理由が2つあります。
①まず、自分の動きも制限される点。黄金郷(トラップモンスター)から黄金卿(エルドリッチ本体)にアクセスするためにリンク1に変換する初動を、群雄割拠も御前試合も封じてしまいます。また、エクシーズモンスターやリンクモンスターを駆使して試合を決定付けたい場面でもこれらの罠が邪魔をします。自分の動き以上に相手を強く拘束できていれば問題は無いのですが……
②そもそもこれらのカードが相手の妨害にならないケースがあるのが最大の不採用理由です。紙の遊戯王環境でこれらの永続罠が多く見られるのは、相手にするデッキがある程度絞られており、メタを読んで採用されているからだと考えられます。しかしマスターデュエルでは相手がどんなデッキを使ってきても不思議ではなく、メタを張ることが難しいです。そこで私は、環境デッキからファンデッキまで広い相手を見ることができる《サモンリミッター》と《手違い》を優先させました。
もちろん《群雄割拠》《御前試合》《センサー万別》にも長所はあり、(少なくともマスターデュエルのランクマッチをやる上では)好みの問題だと思っています。
4.まとめ
いかがでしたか?(量産型アフィブログ)
今回は制限改訂前のマスターデュエル環境でお世話になったエルドリッチデッキを紹介しました。考えていたことの記録と自己満足でしかないですが最後まで読んでくれたなら嬉しいです。このカードなんで採用・不採用・この枚数なの?ってのがあれば何らかの方法でろうてつに伝えてくれれば追記するかもしれません。
ではでは。